林業の持続可能性を確保するには、山の所有者への適切な利益還元が欠かせません。間伐などの適切な管理が行われた森林は収益を生み出しますが、管理が行われなかった森林は利益を得られず、結果放置されてしまいます。

放置林を間伐して、施業性の良くない場所は針広混交林(針葉樹と広葉樹が混ざり合っている森) に誘導して行き最終的には、災害に強い広葉樹の森に転換を図ります。

施業性の高い場所では、現存している森林に違う樹種、例えば収益性に優れ成長が早くCO2の吸収量が多いエリートツリーなどを植え、山の転換を図ることで次世代に木材資源を繋げて行きます。

経済的・環境的な利益を両立させ、森林の健全な循環と持続可能な森林経営を促進して行きます。